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ドイツ連邦議会(ドイツれんぽうぎかい、)は、国民から選挙される議員から成るドイツ連邦共和国の議会。任期4年。ドイツではこの連邦議会と各州政府の代表から構成される連邦参議院の二院制をとっている。立法機関としては地位も権能も国民の直接選挙で選ばれる連邦議会に優位がおかれ、このためにドイツの国会は一院制と見ることもできる。国会議事堂内は連邦議会の議場のみ所在し、上院に相当する連邦参議院の議場は、この国会議事堂になく、旧プロイセン貴族院 (Preußisches Herrenhaus) に置かれている。 == 議会の沿革 == *神聖ローマ帝国時代に諸侯会議 (Reichstag、ライヒスターク) が設置される。この頃は現在の意味の議会の機能を有するものではなかった。 *1815年のドイツ連邦時代に初めて連邦議会 (Bundestag des Deutschen Bundes、ブンデスターク) という名称が使用される。 *1867年に始まる北ドイツ連邦時代に再び国会 (Reichstag、ライヒスターク) に戻される。 *1871年にドイツ国が成立すると国会 (Reichstag) はそのまま承継されて、その後ヴァイマル共和政、ナチス・ドイツ時代までこの名称で存続した。 *1949年にドイツ連邦共和国(西ドイツ)が成立し、ドイツ連邦議会 (Deutscher Bundestag) は、再統一までの臨時的な首都ボンに議場を設けた。 *1990年の再統一後、1999年に、ベルリンの国会議事堂の大改修が完了し、ドイツ連邦議会はベルリンの同議事堂へ移転した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ドイツ連邦議会」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Bundestag 」があります。 スポンサード リンク
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